
Instagram発信に興味はあるけど、何を発信すればいいのかわからない。
自分には、人に発信できるような強みなんてない気がする……
そんなふうに、発信テーマが決まらず悩んでいませんか?
Instagramを始めようと思ったとき、意外と難しいのが「何を発信するか」を決めることです。
「せっかくなら伸びるジャンルを選びたい」「途中で後悔したくない」と考えるほど、なかなか決められなくなってしまうこともあります。

私自身もSNSで発信する中で、「このテーマで本当にいいのかな?」と迷ったり、思うように伸びず自信をなくしたりして、何度も発信ジャンルを変えてきました。
だからこそ感じるのは、最初から完璧なテーマを見つける必要はないけれど、自分なりに納得できる方向性を決めてスタートすることはとても大切だということ。
発信テーマは、特別な資格や華やかな実績がなくても、これまでの経験や悩み、仕事、趣味などから見つけられます。
この記事では、Instagramの発信テーマが決まらない原因から、自分では気づきにくい強みの見つけ方、実際に発信テーマを決める方法まで順番に解説します。
「何を発信しよう?」と考え続けて止まってしまっている方は、一緒に自分らしい発信の軸を見つけていきましょう。
インスタの発信テーマが決まらないのは普通
Instagramで発信を始めようと思ったものの、「何を発信すればいいんだろう?」と最初のテーマ決めで止まってしまう人は少なくありません。
普段Instagramを見る側だった人が、いきなり「あなたの発信テーマを決めてください」と言われても、すぐに答えられなくて当然です。
まずは「テーマが決まらない=発信に向いていない」と考えず、自分の中にある発信の種を少しずつ探していきましょう。
最初から「発信できる強み」がある人の方が少ない
発信テーマを考えるときに、
「人に教えられるほど詳しいことがない」
「資格も実績もない」
「私なんかが発信してもいいのかな」
と悩む人は少なくありません。
でも、Instagramで発信するために、特別な資格や華やかな実績が必要なわけではありません。
まずは「人よりすごいこと」を探すのではなく、自分がこれまで経験してきたことの中に、誰かに伝えられることはないか?という視点で考えてみましょう。
具体的な強みの見つけ方は、このあと詳しく紹介します。
「何を発信するか」より先に考えたいこと
発信テーマを決めようとして、「美容」「料理」「子育て」「在宅ワーク」など、いきなりジャンルから探していませんか?
同じジャンルでも、誰に向けて発信するかによって内容は大きく変わります。
たとえば「料理」でも、「忙しいママ向けの15分レシピ」と「料理初心者向けの節約ごはん」では、届ける相手も投稿内容も違います。
大切なのはジャンルだけを決めるのではなく、「自分には何が伝えられるのか」「誰に届けたいのか」「どんな悩みを解決するのか」まで考えること。
この3つが見えてくると、発信テーマも具体的になっていきます。
発信テーマは一度決めたら変えられないわけではない
「せっかく始めるなら、失敗しないテーマを選びたい」と慎重になりすぎて、なかなか発信を始められない人もいるでしょう。
でも、発信テーマは一度決めたら絶対に変えてはいけないものではありません。
実際に投稿してみて初めて、「この内容は反応がいい」「こっちの方が発信しやすい」と気づくこともあります。
最初から100点の正解を探すのではなく、まずは現時点で自分が納得できる方向性を決めることを目指しましょう。
実際に発信したあとのテーマの調整方法については、後半で詳しく紹介します。
インスタの発信テーマが決まらない5つの原因
発信テーマを考えてもなかなか決められないときは、そもそも「テーマの探し方」でつまずいている可能性があります。
ここでは、Instagramの発信テーマが決まらない人によくある5つの原因を紹介します。

①自分には強みがないと思っている
「特別な資格を持っているわけでもないし、発信できることなんてない」
そう思って、テーマを決められない人は少なくありません。
しかし、発信に活かせる強みは、資格や仕事の実績だけではありません。
これまで経験してきたこと、長く続けている趣味、過去に悩んで乗り越えたこと、人からよく相談されることなども発信の材料になります。
むしろ、自分では「こんなの普通じゃない?」と思っていることほど、強みに気づきにくいものです。
発信テーマを考えるときは、「人よりすごいものを探そう」とするのではなく、まずは自分がこれまで経験してきたことを棚卸しするところから始めてみましょう。
具体的な強みの見つけ方は、この記事の後半で詳しく紹介します。
②「稼げるジャンル」から探している
Instagramを副業や仕事につなげたい場合、「どのジャンルなら稼げるんだろう?」と考えることもあるでしょう。
もちろん、収益化を目的にするなら市場の大きさやマネタイズ方法を考えることは大切です。
ただし、「稼げそうだから」という理由だけで、自分にほとんど知識も興味もないジャンルを選ぶのはおすすめしません。
そのため、発信テーマを決めるときは、
「需要があるか?」
だけではなく、
「自分がこのテーマについて継続して発信できそうか?」
も同じくらい大切です。
「稼げるジャンル」と「自分が発信できること」の重なる部分を探してみましょう。
③好きなこと・得意なことが多すぎる
反対に、「発信したいことが多すぎて決められない」というケースもあります。
料理も好き、美容も好き、子育てについても発信したいし、旅行も好き。
全部自分の一部だからこそ、「どれか1つを選ぶなんて無理!」と思ってしまうかもしれません。
そんなときは、無理に好きなものを1つ捨てる必要はありません。
大切なのは、「誰に向けたアカウントなのか」が伝わることです。
たとえば、
「料理・美容・子育て・旅行について発信します」
だけでは、どんな人におすすめのアカウントなのか少し分かりにくくなります。
一方、
「忙しい30代ママが、自分の時間も楽しむための暮らし」
という大きなテーマがあれば、その中で時短料理や美容、子連れのお出かけなどを発信することもできます。
「何を削るか」だけではなく、複数の興味をまとめられる共通点はないかを探してみましょう。
④テーマを広く考えすぎている
「美容について発信する」
「料理アカウントにする」
「在宅ワークについて発信する」
これも間違いではありませんが、発信テーマとしてはまだ少し広い状態です。
テーマが広すぎると、いざ投稿を作ろうとしたときに「美容の何を投稿すればいいんだろう?」と再び迷ってしまいます。
そこで考えたいのが、「誰の、どんな悩みに向けた発信なのか」です。
たとえば「美容」であれば、
- 30代から始めるプチプラスキンケア
- 忙しいママ向け5分メイク
- くせ毛に悩む人向けのヘアケア
など、ターゲットや悩みを加えるだけでも発信の方向性が具体的になります。
ジャンルを決めただけで終わらず、「誰に」「何を届けるか」まで考えてみましょう。
⑤最初から正解を決めようとしている
発信テーマがなかなか決まらない人ほど、
「このジャンルで本当に伸びる?」
「途中でネタ切れしない?」
「もっと自分に向いているテーマがあるかも……」
と、始める前からたくさん考えてしまいがちです。
でも、実際に発信してみなければ分からないこともたくさんあります。
どんな投稿に反応が集まるのか、自分がどんな内容なら無理なく作り続けられるのかも、発信する中で少しずつ見えてきます。
「今の自分なら、まずこの方向でやってみたい」と思えるテーマを決めることを考えてみてください。
そのためにも、まずは自分が持っている強みや経験を整理してみましょう。
次からは、「そもそも発信に使える強みって何?」というところから、具体的に見つけていきます。
インスタで発信できる「強み」とは?
「自分の強みを活かして発信しましょう」と言われても、その“強み”が分からないから困っているという人も多いのではないでしょうか。
発信における強みは、必ずしも「誰にも負けないスキル」や「人に自慢できる実績」である必要はありません。
これまでの仕事や趣味、悩んできたこと、失敗した経験など、自分が歩いてきた過程そのものが発信の材料になります。
まずは「強み」という言葉を難しく考えすぎず、自分だからこそ話せることは何だろう?という視点で探してみましょう。
資格や華やかな実績だけが強みではない
“発信する=専門家や実績がある人だけ” という固定観念は捨てましょう。
もちろん、資格や専門知識、仕事での実績は大きな強みになります。
でも、それだけが発信に使える強みではありません。
たとえば、
- 3人の子どもを育てながら家事を効率化してきた
- 未経験から在宅ワークを始めた
- 何度もダイエットに失敗して、自分に合う方法を見つけた
- 愛犬のためにフードやお手入れ方法をたくさん調べてきた
- コスメが好きで、新商品が出るたびにチェックしている
こうした経験や興味も、十分に発信の材料になります。
「こんなこと誰でも知っている」と自分で判断せず、一度発信の候補として考えてみてください。
「昔の自分」に教えられることも立派な強み
強みが見つからないときにおすすめなのが、「少し前の自分に何を教えられるか?」と考えてみることです。
たとえば、今は当たり前にできていることでも、最初からできたわけではないはずです。
- 在宅ワークをしている人なら、初めて仕事を探したとき
- 料理が得意な人なら、一人暮らしを始めたばかりのころ
- 子育て中なら、出産前や子どもが生まれたばかりのころ
その当時、
「これ、最初に知っておきたかった」
「もっと早く知っていれば楽だったのに」
と思うことはありませんか?
今まさに同じところで悩んでいる人にとって、その経験は役立つ情報になります。
必ずしも「自分→初心者」と大きな差がなくても構いません。
ほんの少し前を歩いているからこそ伝えられることも、立派な発信の強みです。
自分では当たり前すぎて強みに気づけないこともある
自分の強みが見つけにくい理由のひとつが、得意なことほど自分では普通だと思っていることです。
たとえば、
「Canvaくらい普通に使える」
「毎月家計簿をつけるのは当たり前」
「旅行するときは安いホテルを比較してから予約する」
「冷蔵庫にあるもので献立を考えるのはいつものこと」
自分にとっては何気なくやっていることでも、苦手な人からすれば「どうやってるの?」と知りたいことかもしれません。
そこで思い出してほしいのが、普段人から言われる言葉です。
「それどうやってるの?」
「詳しいよね」
「いつも上手だよね」
「おすすめ教えて!」
こんなふうに聞かれることがあれば、そこに自分では気づいていない強みが隠れている可能性があります。
また、強みはひとつだけ見つける必要もありません。
まずはいくつか候補を出して、その中から「発信したいこと」「需要があること」「続けられそうなこと」を掛け合わせながら、発信テーマへと絞っていけばOKです。
次は、実際に自分の中にある強みを見つけるための7つの質問を紹介します。
インスタで発信できる強みを見つける7つの質問
ここからは、実際に自分の中にある「発信の強み」を探していきましょう。
できればスマホのメモやノートを開いて、これから紹介する7つの質問に答えてみてください。
- これまで時間をかけてきたことは?
- 人からよく質問・相談されることは?
- 過去に悩んで解決したことは?
- 仕事で身につけた知識・スキルは?
- これまでお金を使ってきたことは?
- つい調べてしまうことは?
- 昔の自分に教えてあげたいことは?
この段階では、「Instagramで発信できそうか」「需要がありそうか」まで考えなくてOKです。
「こんなこと発信しても誰も見ないよね」と自分で候補から外してしまうと、せっかくの強みを見逃してしまいます。
まずは思いついたものを、できるだけたくさん書き出してみましょう。

それぞれの質問について、考え方を解説していきます。

①これまで時間をかけてきたことは?
まずは、これまでの人生で時間をかけてきたことを振り返ってみましょう。
仕事や勉強だけでなく、趣味や家事、子育てなども含めて考えてみてください。
たとえば、
- 美容やコスメが好きで何年も情報を集めている
- 毎日の料理を10年以上続けている
- 趣味でカメラを続けている
- 長年接客業をしてきた
- 犬を飼うためにしつけやフードについて調べてきた
- ブログやSNSを何年も運営している
など。
長く続けていることは、それだけ情報や経験が蓄積されています。
「何年続けたら強みになる?」と考えていつまでも投稿できないのはもったいないです。
まずは、自分がこれまで多くの時間を使ってきたものを洗い出してみましょう。
②人からよく質問・相談されることは?
自分では強みに気づけないときは、周りの人から何を聞かれることが多いか思い出してみましょう。

たとえば、下記のような質問や相談をされることはありませんか?
「その服どこで買ったの?」
「旅行するとき、いつもどうやってホテル探してる?」
「Canvaのこれってどうやるの?」
「子どもが全然ごはん食べないんだけど、どうしてる?」
「おすすめのコスメ教えて!」
何度も同じようなことを聞かれるなら、周囲から「このことならこの人に聞けば分かる」と思われている可能性があります。
つまり、自分では普通だと思っていることが、すでに誰かにとって価値のある情報になっているということです。
家族や友人、職場の人との会話を思い出してみると、自分では気づかなかった強みが見つかるかもしれません。
③過去に悩んで解決したことは?
発信テーマを考えるうえで、特に大きなヒントになるのが「過去の悩み」です。
たとえば、
- 片付けが苦手だったけれど、散らからない仕組みを作った
- 肌荒れに悩んで、自分に合うスキンケアを探した
- 転職活動で苦戦した経験がある
- 未経験から在宅ワークを始めた
- 愛犬の偏食に悩み、いろいろなフードを試した
など。
自分が過去に検索したり、誰かに相談したり、試行錯誤したりしたことは、今も同じことで悩んでいる人がいる可能性があります。
特に、
悩んでいたころの自分 → 試したこと → 変化したこと
まで振り返ってみると、発信できる内容を見つけやすくなります。
成功した経験だけでなく、「これは失敗した」「もっと早く知りたかった」という経験も立派なコンテンツになります。
④仕事で身につけた知識・スキルは?
これまで経験してきた仕事も、発信テーマを見つける大きなヒントになります。
専門職だけでなく、
- 営業で身につけたコミュニケーション
- 事務職で覚えたExcelやスプレッドシート
- 接客業で学んだ接客術
- 美容師として身につけたヘアケアの知識
- Webライターとして学んだ文章の書き方
- SNS運用で身につけたCanvaや投稿作成
など、仕事の中で当たり前に使っているスキルも含めて考えてみましょう。
また、現在の仕事だけでなく、アルバイトや以前働いていた会社で経験したことも対象です。
「仕事として何年もやっていたけれど、専門家と名乗るほどではない」と思うことでも、初心者にとっては十分参考になることがあります。
⑤お金を使ってきたことは?
これまで「何にお金を使ってきたか」を振り返るのもおすすめです。
人は興味があることや悩んでいることに、お金を使う傾向があります。
- コスメや美容
- ファッション
- ペット用品
- 旅行
- ガジェット
- インテリア
- 習い事
- 資格取得
- 本や教材
たくさんの商品やサービスを比較してきた経験があれば、
「実際に使ってよかったもの」
「買ったけれど合わなかったもの」
「初心者ならまず何を選ぶべきか」
など、実体験をもとにした発信ができます。
好きなことが分からない人は、過去1年の買い物や課金履歴を振り返ってみるのもひとつの方法です。
意外と、自分の興味がはっきり見えてきます。
⑥つい調べてしまうことは?
誰かに言われなくても、気づいたら検索していることはありませんか?
InstagramやYouTubeでつい見てしまうジャンルでも構いません。
「新しいコスメが出ると口コミを調べる」
「旅行に行く予定がなくてもホテルを見てしまう」
「便利な家電を見るのが好き」
「犬用品の新商品をついチェックしてしまう」
これは、無理をしなくても情報収集を続けられるテーマを見つけるヒントになります。
Instagram発信は、投稿を作って終わりではありません。
新しい情報を調べたり、実際に試したりしながら継続していくものだからこそ、「もっと知りたい」と自然に思えるテーマは大きな強みになります。
⑦昔の自分に教えてあげたいことは?
最後に、
「3年前、5年前の自分に何かひとつ教えられるとしたら?」
と考えてみてください。
たとえば、
「副業を始めたいなら、最初はここからやればいいよ」
「初めて犬を迎えるなら、これは先に準備しておいた方がいいよ」
「子どもが生まれる前に、これを買っておくと楽だよ」
「スキンケアは高いものをたくさん買わなくても大丈夫だよ」
など。
当時の自分が知りたかった情報は、今まさに同じ場所にいる誰かも探している可能性があります。
そして、昔の自分をターゲットにすると、
「どんなことで悩んでいる?」
「何を検索する?」
「どんな言葉なら伝わる?」
といったことも想像しやすくなります。
発信テーマだけでなく、今後ターゲットを考えるときにも使える方法です。
7つの質問から「発信の種」を拾ってみよう
ここまで書き出してみると、いくつか共通するキーワードが見つかるかもしれません。
たとえば、
- 「子育て」「時短料理」「便利グッズ」が何度も出てきた
- 「美容」「プチプラコスメ」「30代になってからの肌悩み」が多かった
- 「在宅ワーク」「Canva」「SNS」がいろいろな質問で出てきた
このように何度も出てくるものは、自分の経験や興味が積み重なっているテーマの候補です。
ここで1つに絞る必要はありません。
まずは、
「私にはこれなら話せるかも」
と思えるものを3〜5個程度ピックアップしてみましょう。
次のステップでは、この「自分が発信できること」に、需要やターゲットの視点を加えて、実際のInstagramの発信テーマへと絞り込んでいきます。
見つけた強みからインスタの発信テーマを決める4STEP
ここまでの7つの質問で、「これなら発信できるかも」という強みや経験がいくつか見つかったのではないでしょうか。
ただし、自分の強みが見つかったからといって、そのまま発信テーマにすればいいとは限りません。
Instagramで発信を続けていくためには、自分が発信できることと、見ている人が知りたいことの両方を考えることが大切です。
ここからは、見つけた強みを実際の発信テーマに落とし込む方法を4STEPで紹介します。
STEP1|強み・経験・興味からテーマ候補を出す
まずは、先ほどの7つの質問で書き出した内容を見返してみましょう。
その中から、
「これなら人より少し詳しいかも」
「この経験なら話せそう」
「もっと知りたいと思える」
「今後も発信を続けられそう」
と思えるものを3〜5個ほどピックアップします。
- 在宅ワーク
- Canva
- 子育て
- 時短
この時点では、まだ「どれが一番伸びるか」を決めなくて大丈夫です。
まずは自分が持っている経験や興味の中から、発信を続けられそうなテーマ候補を作ることを優先しましょう。
STEP2|そのテーマに需要があるか確認する
次に確認したいのが、「その情報を知りたい人がいるか」です。
そこで、テーマ候補をInstagramで実際に検索してみましょう。
同じテーマで発信しているアカウントや投稿を見ながら、
- 同じジャンルで発信している人はいるか
- どんな投稿がよく見られているか
- 保存やコメントが集まっているテーマは何か
- コメント欄ではどんな質問や悩みが出ているか
- 継続的に投稿できそうなネタがあるか
などをチェックします。
ここで「競合が多いからやめよう」と考える必要はありません。
同じジャンルでたくさんの人が発信しているということは、それだけその情報を求めている人がいるとも考えられます。
大切なのは、競合がいるかどうかではなく、その中で自分はどんな切り口で発信できるかです。
STEP3|「誰に届けるか」を決める
発信したいジャンルと需要が見えてきたら、次は「誰に向けて発信するのか」を考えます。
たとえば「料理について発信する」と決めても、
料理初心者なのか、子育て中のママなのか、一人暮らしの会社員なのかによって、求められる投稿は変わります。
ここでは、できるだけ具体的に「どんな人に見てほしいか」をイメージしてみましょう。
たとえば、
「料理について発信する」
から、
「毎日の夕飯作りに時間をかけられない子育て中のママ」
まで具体的にすると、発信する内容も考えやすくなります。
ターゲットを考えるのが難しい場合は、先ほど紹介した**「昔の自分」**を思い浮かべるのもおすすめです。
過去の自分であれば、
「何に悩んでいたか」
「どんな言葉で検索していたか」
「どんな情報が欲しかったか」
を具体的に想像しやすくなります。
STEP4|「強み×ターゲット×悩み」で発信テーマを作る
最後に、ここまで考えた内容を組み合わせて発信テーマを作ります。
おすすめなのは、
「〇〇な人に、△△を発信するアカウント」
と一文で説明できる状態にすることです。
たとえば、
「料理を発信する」
だけではなく、
「毎日の夕飯作りに悩む子育て中のママに、15分で作れる簡単レシピを発信するアカウント」
まで具体的にします。
ほかにも、
「美容」
→ 30代になって肌の変化を感じ始めた人に、無理なく続けられるプチプラスキンケアを紹介する
「在宅ワーク」
→ 子育てをしながら働きたいママに、未経験から始められる在宅ワークについて発信する
「Canva」
→ デザインが苦手な個人事業主に、初心者でも作れるInstagram投稿デザインを紹介する
など、同じジャンルでも「誰に」「何を届けるか」を加えるだけで発信テーマは大きく変わります。
ここまで決まれば、プロフィールや投稿内容を考えるときにも判断基準ができます。
「この投稿は自分のターゲットに必要かな?」
と迷ったときに、最初に決めた発信テーマに戻って考えられるからです。
最初から100点のテーマを作る必要はありません。
まずは、「自分は誰に、何を届けるアカウントなのか」を一文で説明できる状態を目指してみましょう。
発信テーマは「掛け合わせる」と差別化しやすい
発信したいジャンルが決まったら、次に考えたいのが「自分ならではの切り口」です。
Instagramには、美容・料理・子育て・ダイエット・在宅ワークなど、すでに多くの人気ジャンルがあります。
ここで「誰も発信していない新しいジャンルを見つけなきゃ」と考える必要はありません。
既存のジャンルに、自分の経験やターゲット、悩みなどを掛け合わせることで、発信の方向性を変えることができます。
「料理」「美容」だけではテーマが広すぎる
たとえば「料理」をテーマにするとしても、発信できる内容はたくさんあります。
簡単レシピ、節約レシピ、作り置き、ダイエットごはん、離乳食、お弁当など、同じ料理でも求めている人はそれぞれ違います。
そこで、
料理 × 子育て × 時短
と掛け合わせれば、
「忙しいママ向けの15分レシピ」
という発信テーマが見えてきます。
美容なら、
美容 × 30代 × プチプラ
と掛け合わせて、
「30代から始めるプチプラスキンケア」
とすることもできます。
大きなジャンルを決めて終わるのではなく、「誰向け?」「どんな悩み?」「自分のどんな経験を活かせる?」と、もう一段階掘り下げるのがポイントです。

「誰もやっていない発信」をしようとせず、「すでに人気がある=需要がある」と考えて、そこに特徴を掛け合わせましょう!
自分の経験を掛け合わせてみる
差別化を考えるときに、特に使いやすいのが自分自身の経験です。
同じ「在宅ワーク」について発信する場合でも、
- 在宅ワーク × 子育て
- 在宅ワーク × 未経験
- 在宅ワーク × Webライター
- 在宅ワーク × Canva
- 在宅ワーク × 会社員の副業
では、それぞれ違った発信ができます。
ここで、先ほど7つの質問で書き出した内容をもう一度見返してみましょう。
一つひとつではよくあるテーマでも、自分が実際に経験してきたことを2〜3個組み合わせると、その人らしい発信テーマが見つかることがあります。
たとえば「子育て」と「在宅ワーク」の両方を経験しているなら、
「子どもとの時間を大切にしながら働きたいママ向けの在宅ワーク」
という切り口も考えられます。
自分の経験をベースにしているからこそ、実体験を交えた投稿も作りやすく、発信を続けるうえでの強みにもなります。
発信テーマの掛け合わせ具体例
発信テーマがまだぼんやりしている場合は、次のように「ジャンル+α」で考えてみてください。
料理 × 子育て × 時短
→ 忙しいママ向け15分ごはん
美容 × 30代 × プチプラ
→ 30代向けプチプラスキンケア
ファッション × 低身長 × 30代
→ 低身長30代女性の着こなし術
旅行 × 子連れ × 国内
→ 子どもと楽しめる国内旅行情報
Canva × 在宅ワーク × 初心者
→ 在宅ワーク初心者向けCanva活用術
犬 × 初めての犬育て × 実体験
→ 初めて犬を迎えた人向けのリアルな犬育て情報
このように考えると、同じジャンルでも発信の方向性がかなり具体的になります。
ただし、差別化しようとして要素を詰め込みすぎる必要はありません。
「30代・ワーママ・節約・時短・美容・料理・在宅ワーク……」と条件を増やしすぎると、今度は何のアカウントなのか分かりにくくなってしまいます。
大切なのは、珍しいテーマを作ることではなく、「誰が見たら、自分のためのアカウントだと思ってもらえるか」を考えることです。
すでに発信者がたくさんいるジャンルでも、自分の経験や届けたい相手を掛け合わせることで、自分なりの発信の軸を作ることはできます。
私自身も、発信テーマに何度も迷ってきました
ここまで「最初から完璧なテーマを決めなくていい」とお伝えしてきましたが、だからといって最初の設計が必要ないわけではありません。

むしろ私は、自分自身が発信に迷った経験があるからこそ、最初にある程度の軸を作っておくことはとても大切だと感じています。
私自身、これまでSNSで発信する中で、
「このテーマで本当にいいのかな?」
と思うように伸びずに自信をなくしたり、何度も発信ジャンルを変えたりした経験があります。
新しいジャンルに変えた直後は「今度こそ頑張ろう」と思えても、思うような結果が出なければ、また迷い始めてしまう。
発信は始めること以上に、結果が出るまで続けることが本当に大変です。
だからこそ、最初から「なんとなく伸びそうだから」という理由だけでテーマを決めるのではなく、
これらを一度しっかり整理しておくことが大切だと考えています。
一人では決めきれない人のアカウント設計もサポートしています
この記事を読みながら、
「候補はいくつか出たけれど、どれを選べばいいか分からない」
「自分の強みを客観的に見てもらいたい」
「ターゲットや投稿内容まで一緒に考えてほしい」
と思った方もいるかもしれません。

私自身が何度も発信テーマに迷った経験があるからこそ、現在は最初の設計でつまずかず、自信を持って発信をスタートするためのInstagramアカウント設計サポートを行っています。
「伸びそうなジャンル」を一方的に決めるのではなく、その人の経験や強み、やりたいことを整理しながら、ターゲットや発信テーマ、投稿の方向性まで一緒に考えていくサービスです。
Instagramを始めたいけれど、「この方向で本当にいいのかな?」と一人では決めきれない方は、ぜひ活用してみてください。
発信テーマが決まったら次にやること
発信テーマが決まったら、いよいよ実際のアカウント作りに進みます。
ここで大切なのは、発信テーマだけ決めて、すぐに思いついた投稿を作り始めないことです。
せっかく「誰に何を届けるのか」が決まったので、その軸をプロフィールや投稿内容にも反映させていきましょう。
ターゲットに伝わるプロフィールを作る
Instagramで投稿を見つけてもらったあと、フォローするかどうかを判断するときに見られるのがプロフィールです。
プロフィールを開いたときに、
「何を発信しているアカウントなのか」
「自分にどんなメリットがあるのか」
「どんな人が発信しているのか」
が分かる状態を目指しましょう。
せっかく投稿に興味を持ってプロフィールまで来てもらえても、何のアカウントなのか分からなければ、そのまま離脱されてしまう可能性があります。
今回決めた発信テーマをもとに、「誰に・何を届けるアカウントなのか」がプロフィールからも伝わるように整えてみてください。
Instagramプロフィールの具体的な作り方については、別の記事で詳しく解説しています。
▶︎ インスタプロフィールの作り方|フォローされるために整えたい5つのポイント
投稿の柱から投稿ネタを作る
プロフィールまで整ったら、先ほど決めた「投稿の柱」から実際の投稿ネタを考えていきます。
いきなり1投稿ずつ考えるのではなく、最初にある程度ネタをストックしておくのがおすすめです。
たとえば、3つの投稿の柱それぞれから5個ずつネタを出せば、それだけでも15投稿分になります。
さらに、
- 初心者向け
- よくある失敗
- おすすめ
- 比較
- 自分の体験談
など、切り口を変えることで同じテーマから複数の投稿を作ることもできます。
「テーマは決まったけれど、投稿ネタが思いつかない」という方は、投稿の柱と切り口からネタを増やす方法も参考にしてみてください。
▶︎ インスタの投稿ネタがない!思いつかない原因とネタ切れせず発信を続けるコツ
投稿したら数字を見ながら改善する
発信を始めたら、「投稿できた」で終わりではなく、少しずつ反応も確認していきましょう。
どんな投稿が保存されたのか、どんな投稿からプロフィールを見てもらえたのか、どんな内容がフォローにつながったのか。
こうした数字を見ていくことで、ターゲットが求めている情報が少しずつ分かるようになります。
最初に決めた発信テーマを軸にしながら、
発信する → 反応を見る → 改善する
を繰り返して、アカウントを育てていきましょう。
まとめ|発信テーマは「強み×需要」から仮決めすればOK
Instagramの発信テーマが決まらないと、
「もっと自分の強みを見つけてから始めよう」
「絶対に伸びるジャンルを探そう」
と、発信する前に立ち止まってしまいがちです。
でも、最初から完璧なテーマを決める必要はありません。
まずは、
- 自分の経験・強み・興味を書き出す
- そのテーマに需要があるか確認する
- 誰に届けるのかを決める
- 「強み×ターゲット×悩み」で発信テーマを作る
- 実際に投稿して反応を見ながら調整する
という流れで考えてみてください。
大切なのは、「一番伸びそうなテーマ」を探し続けることではなく、自分自身が納得して「まずはこの方向で発信してみよう」と思える軸を作ることです。
私自身も、発信テーマに迷ったり、思うように結果が出ず自信をなくしたりして、何度もジャンルを変えてきました。
だからこそ、発信を始める前に自分の強みやターゲット、届けたいことを整理しておくことの大切さを感じています。
もちろん、途中で方向性を変えても大丈夫。
最初に決めたテーマに縛られるのではなく、自分の軸を持ってスタートし、実際の反応を見ながら育てていくくらいの気持ちで始めてみましょう。
発信テーマが決まったら、次は「何を投稿するか」を考えていきます。
投稿ネタが思いつかない方は、「5つの投稿の柱×5つの切り口」で25個の投稿ネタを作る方法も紹介しているので、ぜひ次のステップとして活用してみてください。

