
CapCutで動画編集の副業はできる?
無料版でも案件を受注できる?
クライアントの動画に使って、商用利用は問題ない?
CapCutは無料から使える動画編集ソフトですが、いざ副業にしようと思うと「仕事でも使えるの?」と不安になりますよね。
結論からいうと、CapCutを使って動画編集の副業をすることは可能です。

私自身もCapCutを使った動画編集案件を受注しており、現在はショート広告動画などの制作にも使用しています。
最初は無料版から始め、動画編集を始めて3ヶ月ほど経ってから、自動文字起こしなどで作業を効率化するためにCapCut Proへ切り替えました。
そのため、副業を始めるために最初からPro版を契約する必要はありません。
ただし、注意したいのが商用利用です。
CapCutで動画を編集すること自体と、CapCut内にあるBGM・テンプレートなどの素材を商用利用することは分けて考える必要があります。
また、動画編集案件のなかにはPremiere Proなど使用ソフトが指定されているものもあるため、CapCutだけですべての案件に対応できるわけではありません。
この記事では、実際にCapCutをクライアントワークで使っている経験をもとに、
- CapCutでできる動画編集の副業
- 無料版とPro版の違い・選び方
- 商用利用するときの注意点
- クライアントワークで確認したいこと
- CapCutを使った案件の探し方
を初心者向けにわかりやすく解説します。
「まずはCapCutで動画編集の副業を始めてみたい」という人は、ぜひ参考にしてください。
CapCutで動画編集の副業はできる?
CapCutを使って、動画編集の副業をすることは可能です。
カットやテロップ、BGM・効果音の挿入など、動画編集案件で求められる基本的な編集ができるため、特にYouTube ShortsやInstagramリール、TikTokなどのショート動画編集と相性がよいでしょう。
私自身もCapCutを使って動画編集案件を受注しており、ショート広告動画などを制作しています。
また、最初から有料のCapCut Proを契約する必要はありません。無料版で基本的な編集を試し、必要な機能が出てきてからProへ切り替える方法でも十分です。
ただし、動画編集案件のなかには、
- Premiere Proなど使用ソフトが指定されている
- 指定された形式でプロジェクトファイルの納品が必要
- 編集環境をクライアントと共有する
といった条件が設定されていることもあります。
そのため、「CapCutで副業はできるけれど、すべての動画編集案件に対応できるわけではない」と考えておきましょう。
動画編集の副業全般については、こちらの記事で始め方や案件の取り方まで詳しく解説しています。
▶︎ 動画編集の副業は稼げる?始め方・必要なスキル・仕事の取り方
CapCutでできる動画編集の副業
CapCutはショート動画だけでなく、YouTube動画や広告・PR動画など、さまざまな動画制作に使えます。
副業で受注しやすい仕事の例は、次のとおりです。
| 案件 | 主な編集内容 | CapCutとの相性 |
|---|---|---|
| YouTube Shorts | カット・テロップ・BGM・SE | ◎ |
| Instagramリール | 縦型動画・テロップ・エフェクト | ◎ |
| TikTok | 短尺動画・テロップ・BGM | ◎ |
| 広告・PR動画 | 商品・サービス紹介 | ○ |
| YouTube長尺動画 | カット・テロップ・BGMなど | ○ |
特にCapCutは、YouTube Shorts・Instagramリール・TikTokなどの縦型ショート動画を編集したい人と相性がよいでしょう。
カットやテロップ、BGM・SEなどの基本的な編集に加えて、自動字幕など編集時間を短縮できる機能も利用できます。
私自身も、CapCutを使ってショート広告動画などのクライアントワークをしています。
ただし、仕事内容によってはPremiere Proなど別のソフトを指定されることもあります。
そのため、「CapCutを使える案件」に限定して探すよりも、やりたい案件の募集要項を確認し、CapCutで対応できる仕事を選ぶのがおすすめです。
CapCut無料版とPro版|副業ならどっち?
動画編集の副業を始めるだけなら、最初からCapCut Proを契約する必要はありません。
無料で使える範囲でも基本的な動画編集はできるため、まずは実際に動画を作ってみるのがおすすめです。
一方、Proでは利用できる素材や機能が増えるほか、AIを活用した編集機能なども利用できます。
私自身も最初は無料版を使い、動画編集を始めて3ヶ月ほど経ってからCapCut Proへ切り替えました。
理由のひとつは、自動文字起こしなどを活用して編集時間を短縮したかったからです。
副業では、動画1本にかかる時間を短縮できれば、その分ほかの案件にも取り組みやすくなります。
そのため、
無料版で動画編集を始める
↓
実際に案件を受注する
↓
必要な機能や時短したい作業が増える
↓
CapCut Proを検討する
という順番で十分です。
なお、CapCutでは無料・有料で利用できる機能が変更されることもあります。
契約する際は、現在使いたい機能がどのプランに含まれているか公式サイトで確認してください。
CapCutは商用利用できる?
結論からいうと、CapCutを使って商用の動画を制作することは可能です。
CapCut公式でも、「Commercial Use」と明示されたテンプレートや素材は、一定の条件のもとでSNS投稿やブランドプロモーションなどの商用目的に利用できると案内されています。
そのため、
「CapCutで編集した動画は仕事では使えない」
「CapCutで作った動画は収益化できない」
というわけではありません。
私自身もCapCutを使って、クライアントのショート広告動画などを制作しています。
ただし、ここで注意したいのが、CapCutで動画を作れることと、CapCut内の素材を自由に商用利用できることは別という点です。
CapCut内の素材すべてが商用利用できるわけではない
CapCutには、テンプレートやフォント、ステッカー、エフェクト、音源など、さまざまな素材が用意されています。
しかし、これらすべてを自由に商用利用できるわけではありません。
CapCutの公式規約では、プラットフォーム上の素材には大きく分けて、
- 個人・非商用目的で利用できる素材
- 一定の範囲で商用利用できる素材
があります。
商用利用できる素材には「commercial use」「commercial」などの表示が付けられています。
また、商用利用できる素材と非商用の素材を組み合わせた場合、その動画を商用利用できなくなる可能性があるため注意が必要です。
副業でクライアントの動画を制作するときは、
「CapCutが商用利用できるか?」ではなく、「この動画に使っている素材が商用利用できるか?」を確認する
と考えるとわかりやすいでしょう。
特に注意したいのがBGMや音源です。
次の章では、CapCutを副業で使うときに確認しておきたい素材について詳しく解説します。
※CapCutの利用規約や素材のライセンス条件は変更される可能性があります。実際に商用利用する際は、最新の公式規約や各素材の表示も確認してください。
CapCutを副業で使うときに注意したい素材
CapCutをクライアントワークで使う場合は、編集機能だけでなく動画内で使用する素材の利用条件も確認しましょう。
特に注意したいのが、BGM・音源です。
BGM・音源は特に注意する
CapCutにはさまざまな音源が用意されていますが、アプリ内にあるからといって、すべてをクライアントの動画や広告に使えるわけではありません。
通常の「Sounds」は、原則として個人・非商用目的での利用を前提としています。
一方、「Commercial Sounds」は商用ユーザー向けに提供されていますが、CapCutの公式規約では、CapCut・TikTok・TikTok for Businessでの利用が認められており、それ以外のプラットフォームで使用する場合は別途必要な権利や許可を取得する必要があります。
たとえば、クライアントから「Instagram・YouTube・TikTokすべてに同じ動画を投稿したい」と依頼された場合は、CapCutのCommercial Soundsだから大丈夫と判断しない方が安全です。
案件でBGMを使用するときは、
- クライアントから支給された音源を使う
- 商用利用可能な外部の音源を使う
- 使用する媒体まで含めてライセンスを確認する
など、用途に合った音源を選びましょう。
テンプレート・エフェクト・フォントなども確認する
BGM以外にも、CapCutにはテンプレート・ステッカー・エフェクト・フォントなどさまざまな素材があります。
これらもすべてが商用利用できるわけではありません。
副業で使用するときは、「commercial use」「commercial」など商用利用可能であることを示す表示があるかを確認しましょう。
また、自分でCapCutに取り込んだ画像・動画・イラスト・音源などは、CapCutではなく配布元の利用規約が適用されます。
「無料素材だから使える」と判断せず、商用利用の可否や利用範囲まで確認してから使うことが大切です。
迷った素材は使わず、利用条件を確認できる素材だけで制作するのが安心です。
CapCutをクライアントワークで使うときの注意点
CapCutで動画編集案件を受けるときは、応募前に使用ソフトと納品形式を確認しておきましょう。
使用ソフトが指定されていないか確認する
動画編集案件のなかには、「Premiere Pro使用必須」など、編集ソフトが指定されているものがあります。
特に、編集途中のデータをクライアント側で引き継ぐ案件では、使用ソフトが指定されていることも少なくありません。
一方、完成したMP4などの動画ファイルを納品する案件で、使用ソフトの指定がなければ、CapCutで対応できるケースもあります。
案件を探すときは報酬や仕事内容だけでなく、「使用ソフトの指定はあるか」「何を納品するのか」まで確認するのがおすすめです。
プロジェクトデータの納品が必要か確認する
もうひとつ注意したいのが、プロジェクトデータの納品です。
たとえば、クライアントが納品後にPremiere Proで細かい修正をする案件では、Premiere Proのプロジェクトファイル(.prproj)の提出を求められることがあります。
CapCutはPremiere Proなど他社編集ソフトのプロジェクトファイルを直接インポート・エクスポートすることには対応していないため、このような案件ではCapCutだけで対応するのは難しいでしょう。
一方、CapCutにはプロジェクトを共有して共同編集する機能もあります。
そのため、「プロジェクトデータ納品=必ずCapCutでは対応できない」というわけではなく、クライアントが求める納品方法を確認することが大切です。
案件へ応募するときは、
- 使用する編集ソフト
- 完成動画だけを納品するのか
- 編集可能なプロジェクトも共有・納品するのか
この3点を確認しておくと、受注後のトラブルを防ぎやすくなります。
CapCutで動画編集案件を取る方法
CapCutを使った動画編集案件は、クラウドソーシングや求人サイト、SNSなどで探せます。
初心者なら、まずはクラウドワークスなどのクラウドソーシングから探してみるのがおすすめです。
実際に募集されているCapCut案件には、
- Instagramリール・TikTokなどのショート動画
- YouTube Shorts
- 企業のPR・広告動画
- 講義・教材動画
などがあります。
案件を探すときは、「動画編集」だけでなく、「CapCut 動画編集」「CapCut ショート動画」「リール 動画編集」などのキーワードでも検索してみましょう。
また、最初から動画編集だけの仕事を探す必要はありません。

私が動画編集を始めたきっかけも、Instagram運用を担当していたクライアントから「動画編集もできますか?」と相談されたことでした。
SNS運用やWebライター、Canva制作など、すでに別の仕事をしている人なら、既存のクライアントに動画編集まで対応できることを伝えるのもひとつの方法です。
なお、CapCut案件のなかには低単価な募集もあります。
金額だけを見るのではなく、動画の長さや編集内容、修正回数なども確認して、実際の作業時間に対して報酬が見合っているかを考えて応募しましょう。
動画編集案件の詳しい探し方や、未経験から仕事を獲得するコツは、こちらの記事で解説しています。
▶︎ 動画編集の副業は稼げる?始め方・必要なスキル・仕事の取り方
CapCutの動画編集副業についてよくある質問
最後に、CapCutを使って動画編集の副業を始めるときによくある疑問に答えます。
- QCapCut無料版だけでも仕事はできる?
- A
CapCut無料版でも、対応できる案件はあります。
カットやテロップなど基本的な編集から始めて、必要な機能が増えてきたタイミングでProを検討しても遅くありません。
ただし、CapCutでは無料・有料機能が変更されることがあります。使用した機能や素材によっては、書き出し時にProへの加入が必要になる場合もあるため注意しましょう。
- QCapCutで作った動画をYouTubeで収益化できる?
- A
CapCutで編集したという理由だけで、YouTubeの収益化ができなくなるわけではありません。
ただし、動画に使用するBGMやテンプレートなどの素材には、それぞれ利用条件があります。
YouTubeで収益化する動画に使用する場合も、使用している素材が商用利用できるか、YouTubeでの利用が認められているかを確認しましょう。
特にCapCut内の音源は利用条件に注意が必要です。
- QCapCutとPremiere Proはどちらを覚えるべき?
- A
これから動画編集を始めるなら、まずCapCutから始めるのもおすすめです。
無料から使えて操作も比較的わかりやすいため、「動画編集が自分に向いているかわからない」という段階でも始めやすいでしょう。
一方で、Premiere Proを指定する動画編集案件もあります。
そのため、最初から両方を覚えようとする必要はなく、
CapCutで動画編集を始める → 案件を経験する → 必要になったらPremiere Proも覚える
という流れでも十分です。
副業を始める段階では、使えるソフトを増やすことよりも、まず1つのソフトで動画を完成させられるようになることを目指してみてください。
まとめ|CapCutでも動画編集の副業は始められる
CapCutを使って、動画編集の副業を始めることは可能です。
くらこ私自身も無料版から動画編集を始め、現在はCapCut Proを使ってショート広告動画などのクライアントワークをしています。
これから始めるなら、最初から高額なソフトやスクールにお金をかける必要はありません。
まずはCapCut無料版で動画を1本作る → 案件に挑戦する → 必要になったらProやほかの編集ソフトを検討する
という順番でも十分です。
ただし、副業として使う場合は商用利用のルールに注意しましょう。
CapCutで動画を編集すること自体が問題なのではなく、BGMやテンプレート、エフェクトなど、動画内で使用する素材それぞれの利用条件を確認することが大切です。
また、Premiere Proなど使用ソフトが指定されている案件もあるため、CapCutですべての動画編集案件に対応できるわけではありません。
まずはCapCutで基本的な動画編集を身につけ、自分にできる案件から少しずつ挑戦してみてください。
動画編集副業の始め方や案件の取り方について詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。

